幼少期のころ、
ひなまつりの前が大嫌いでした。
休みの日に祖母から
「お手伝いしてー」と言われ、
家族で家の大きな倉庫からひな壇を運んで
(1メートル40センチくらいあった)
ひな壇を作って
小物を出して拭いて並べて
雛飾りを完成させるのが一苦労で
「もー!遊びたいのに」と思っていました。
雛飾りが完成すると、
ひな壇の裏に隠れてそれが隠れ家になって
その隠れ家でお菓子を食べたり
かくれんぼして遊んだり
たまに小指をひな壇にぶつけて泣きわめいたり
パワフルな子でした。
今ではやっと、
孫を大切にしてくれてたんだなぁと
思えるようになりました。
おばあちゃん、ありがとう。
職員さんがご利用者様にも
季節感を味わってほしいと施設に飾ってくれました。
ちょーかわいい。
そんなことをこちらを見てふっと思い出しました。
今日も皆さまにとって素敵な一日になりますように。
北野