デイサービスでよくあるあるの光景。
(もちろん私も経験済)
ご利用者様がずらーっと座っていて、
ご利用者様が席を立とうとすると、
「どうしましたかー?」と職員が来る。
「いやぁ・・あのぉ」と何か話したそうなご利用者様に、
「まだ帰りの時間じゃないから座っておきましょうね」と椅子を差し出す。
そこから座ったまま、レクリエーション。
座ったまま、体操。
座ったまま、脳トレ。
立つのはトイレとレクリエーションでの移動と、入浴ぐらい。
いやいや、私でも腰が痛くて死んでしまう。
しかしながら、介護職の気持ちも分かります。
ご利用者様全員が立ってしまうと、付き添いの人数もいないし、
かといってそのままにしてしまうと転倒のあるご利用者様ばかり。
転倒になるとご利用者様が何よりつらい思いをするし、
事故報告書を書いて、
ご利用者様に申し訳ないなという罪悪感でいっぱいになり、
上司へ報告、
上司がご家族様やケアマネージャー様へ頭を下げ、、
なんてことを経験すると奥手にもなりますよね。
(すごく気持ちわかります)
そんな前置きもして、
当社の日ごろの様子をご覧ください。
危険な方へしっかり付き添い、
自立の方でも「おっと危ない」の時には捕まれるものもあって
かつ人員も厚く配置しながら、フロア内大移動です。
ちなみにお陰様で転倒事故報告書は2年ぐらいあがってません。
もっとか。
「できることを精一杯やる」
できること以上のことを考える。
「普遍的な」日々にバイバイできる事業所を
これからも目指していきます。
北野