職員さんとても頑張ってくれていて、
今まで拒否が強かったご利用者様が
初めて足湯にチャレンジしてくださいました。
それもこれも職員さんの声掛けと忍耐力が
優れていたからだと思います。
人間の脳には海馬といわれる場所があります。
海馬とは、
自分にとって有用かどうか選別したり、
感情とリンクした記憶は覚えてしまったりと
喜怒哀楽の中で特に嫌な記憶した程残ると言われています。
海馬の萎縮があり(海馬の萎縮のみでの診断ではありませんが)
海馬が萎縮することによって記憶があいまいになったり、
昔は慎重な人が、鈍くなったりということがあるので、
「昔はすごく嫌だったことに拒否が無くなる」ことが
全ていいことではないと思いますし、
介護の仕事の中では「アルツハイマーが進行したかな?」と
ちょっとアンテナを張ってしまうこともありますが、
「喜んで頂けること」のアンテナも常に張って、
介護に従事したいと思う今日この頃です。
明日はどんな出来なかったことが
出来るようになるか、が楽しみで仕方がないです。
北野