お先にお伝えしておきます。
今日は色で言うと黒。
少し強めのブラック北野が登場する可能性があります。
「そんなの見たくないわー」と思う方は
このままそっと戻ってください。
ただ出来れば「これから仕事に就こうと思っている方」に
是非見て頂ければと思って書きます。
仕事に就くと、
自分にとって「苦手」なことだったり、
「面倒くさいこと」だったり、
「理不尽なこと」の壁に直面することがあります。
正直言って「やりたいことだけをやれる」仕事はないし、
「じゃあ上の立場になれば」好きなことを沢山できるかといえば
それはかなりの大きな「大間違い」です。
上の立場になればなるほどなにくそと思っても、
頭を下げないといけないことがあるし、
自分の失敗でない時のほうが、お詫びをすることが多いです。
頼まれたことに対して「できません」「苦手だからやりません」は
基本的にはないし、自分の時間を使ってでも勉強したり
解決しないといけないことで頭がいっぱいになって夜は
眠れないことのほうが多いです。
コツコツした作業も多いので、
前述した「苦手なこと」の壁は「乗り越える」というより、
ハンマーで隅からつついて「苦手な壁」を崩すイメージ。
もちろん一日作業ではありません。
でもその地味な作業は「頑張っている」とみてくれることも
評価されることもほぼありません。
ここまで書くと
「最悪やないかい」と思われるかもしれませんが大丈夫です。
ここから少し好転していきます。
どういう「働き方」をすると、
「プラス」になるのかということです。
①「仕事」の好き嫌いをしないこと
これ一番大事。もっとも大事。
「好きなこと」だけをやっている人は平行して
「嫌いなことはやりません」とセットになっています。当たり前ですが。
「人が嫌がる仕事もやってくれる人」は
「どんな仕事でも出来る」人です。どんどん信頼していきます。
企画を成功させられる人(やりたいことをやっている人)は
リスクマネジメント(マイナスなことまで考えられている人)が
きちんと出来ている人です。もっと評価が上がります。
②「感謝」が呼吸をするように出来る人
上に述べたように上司は残念ですが、
自分のやっていることに「感謝」をしてくれることは
ほとんど皆無です。
それぐらい何かに追い詰められているし、
コツコツと何かと戦っています。
そんな時に「ありがとうございます」なんて言われると人間です。
心が動きます。
上司は厳しいという人が多いですが、
私も最近になって気づきました。
(理不尽じゃなければ)貴方にとっての上司は厳しくて当然です。
なぜなら「貴方の責任も失敗も背負っているから」です。
そりゃ鬼になりたくないですよ、嫌われるもの、
怒ることって体力使うもの。そりゃ穏やかに仕事したいですよ。
「〇〇さんに怒られる!」
「そんなことしたら〇〇さんに怒られますよ」
ってよく冗談のように言われますが、
ごめんなさい、あまり面白くないです。
私と一緒に心の中で謝りましょう。
(私も部下の時よく言ってました、ごめんなさい)
①と②がきちんと出来ている人は
たとえ自分の身がボロボロになっても、
「何としても守ろう」と思えるものです。
少しずつここを考えながら、どうぞお仕事頑張って下さい。
あ、①②の武器は継続しなければ意味を成しませんのでご注意を。
意味もなく感情だけで理不尽に怒っている上司、
上司が何も動いていなくて踏ん反り帰っている、
この様な職場に直面した場合には、その場を去ってください。
多分そこは一生そのままですし、貴方の心身を壊すだけです。
「踏ん反りかえる」上司にはなりたくないので、
「普段」人が見ていない裏庭を綺麗にしたり、
玄関を掃除したり、
駐車場の備品を片づけたり、
今日も汗をかきながら頑張ります。
転がっているお茶の残数が暑さを物語ります。
北野