ある経営者の動画を漁っていたときに、
「会社は部下の言い訳を作ってはいけない。
言い訳を作られないためには、社内整備をするべきだ」と
おっしゃられていました。
その中の一つとして、備品。
介護の世界でいうと、
「こういうケアをしてください」と指示を出したとして、
「いやできません。そのケアをする備品がないじゃないですか」
と、部下は言いがちである。と。
でも、そんなに経費って無限にはかけられないですよね。
なのでまずは、ほしい備品を選別する。
1絶対に必要なもの
2あると便利なもの
3なくてもいいもの
その中で2、3はまず後回しにして、
1の中での予算内で、最低限ほしい機能をチェックする。
最低限ほしい機能は現場にいないとわからない。
いらない機能を備えたものはいくら高価でも
それは「ありがた迷惑」になる。だから現場に実際に入る。
ここで職員に意見を聞き取る。
↑これはスターバックスのCEOの本から読んだこと。
この方は、重役ながら足しげく現場にとことん通う。
実際に現場で働く職員さんの意見をとにかく聞き取るらしい。
そして来た、念願の備品はこちら。
使い方は社内秘のため、ここでは内緒。
安いものではないので、雑に扱う職員さんには厳重注意。
ここでは頭ごなしにはしないように、
「この備品はご利用者様からそのご家族様からの売り上げからだよ。」と、
意図を伝えるように気をつけています。
そしてこれが機能しないようであれば、
「日頃のケア、しっかりしようよ」と伝えます。
少しくどく感じるかもしれませんが、
「指示」する時は、ここまで「考える必要がある」と
私は思っています。感情やその時の思い付きで
いい仕事はできないんだと信じています。
北野